柁城校区コミュニティ協議会・医療法人七徳会・医療法人玉昌会が「包括連携協定」を締結しました

令和8年10月7日(水)、あみかけスクエア(加治木庁舎)多目的室にて、柁城校区コミュニティ協議会、医療法人七徳会、医療法人玉昌会の三者による「包括連携協定 締結式」を執り行いました。

姶良市において、地域コミュニティと二つの医療法人による三者包括連携は初の取り組みです。

締結式の様子

式は午前10時に開会しました。
はじめに、三者の代表

  • 柁城校区コミュニティ協議会 太田 拓夫 会長
  • 医療法人七徳会 大井 知泉 理事長
  • 医療法人玉昌会 髙田 昌実 理事長

がそれぞれ挨拶を述べました。

続いて、ご来賓の姶良市長 米丸 麻希子 様よりご挨拶を賜りました。

包括連携協定の趣旨と今後の展望

柁城校区コミュニティ協議会、医療法人七徳会、医療法人玉昌会の三者は、地域の健康づくりや防災などで協力し合う「包括連携協定」を結びました。ここでは、この協定が目指すことと、今後の進め方をご紹介します。

なぜ今、この協定なのでしょうか

高齢化が進み、ひとり暮らしの方も増えています。健康、日々の生活、見守り、防災を、別々のこととして考えることが難しくなってきました。

医療機関にも、病気やけがの治療だけでなく、健康づくりや予防、地域との連携、災害時の医療など、より広い役割が求められています。

また、大きな災害が起きたとき、地域・医療・行政が平時から顔の見える関係をつくっておくことが、最初の動きと、その後の支援を大きく左右します。

そこで三者は、地域の課題を「それぞれで対応する」形から「一緒に支える」形へ変えていくことにしました。日頃からつながり、必要なときにすぐ動ける関係をつくることが、この協定の出発点です。

三者が力を合わせます

  • 柁城校区コミュニティ協議会
    住民の皆さまにもっとも近い、地域のネットワーク
  • 医療法人七徳会
    地域医療、救急、災害医療の力
  • 医療法人玉昌会
    医療・介護・福祉を支える専門性

それぞれの強みを持ち寄り、「地域で暮らし続ける安心」を高めていきます。

連携の4つの柱

  1. 健康づくり・予防
    健康相談、健康測定、講話、生活習慣病の予防など、住民の皆さまが健康について考える機会を、三者で広げます。
  2. 医療・介護・福祉の連携
    必要な支援につながりやすい地域を目指し、情報共有と相談の体制を強化します。
  3. 防災・災害対応
    訓練、避難支援、災害時の情報共有などを通じて、平時から協力できる体制を整えます。
  4. 地域交流・人材育成
    地域行事への協力や学びの場づくりを通じて、世代や立場を超えたつながりを育てます。

どんな取り組みを考えているの?

まずは、無理のない形から始める予定です。

  • 地域行事や健康福祉イベントでの健康測定・相談・啓発
  • 医療・介護・福祉に関する住民向け講座、出前講座
  • 支援を必要とする方を地域で支えるための情報連携
  • 地域防災訓練への医療機関の参加、応急手当・救命講習への協力
  • 災害時を想定した、連絡方法・役割分担・情報共有の確認
  • 地域の声を定期的に共有し、新たな課題に応じた事業を検討

「協定があるからできる」ではなく、「協定があるから続けられる」連携を目指します。

防災・災害対応で目指すこと

主な内容
平時 地域の防災訓練/救命・応急手当の啓発/支援が必要な方への備え/連絡先・連絡手段の確認
発災時 被害状況の共有/医療ニーズの把握/避難所などへの支援/必要に応じた医療資源の連携
将来 合同訓練の定着/地域BCPの考え方の共有/新たな医療資源の活用/広域支援との接続

平時のつながりを、災害時の実際の動きにつなげていきます。

協定締結後の進め方

  1. 窓口を明確にする
    三者それぞれの連絡・調整の窓口を決めます。
  2. 地域課題を共有する
    住民の声や地域の課題、医療・福祉側の課題を持ち寄ります。
  3. 優先テーマを決める
    健康づくりや防災など、実行しやすいものから選びます。
  4. 共同で実施する
    イベント、講座、訓練など、具体的な活動にします。
    振り返り、次につなげる:成果と課題を確認し、継続・改善・新規事業へ広げます。

今後の展望

三者は、「困ったときに連携する地域」から「日頃からつながっている地域」へと進むことを目指しています。健康づくり、医療・介護・福祉、防災、地域交流を通じて、住民の皆さまが安心して暮らし続けられる地域づくりを、まずは三者で進めていきます。

協定はゴールではなく、地域連携のスタートです。今後の活動は、決まり次第お知らせします。